湯上がりホカホカの北村伊鶴さーん♪

(予告したらゲリラじゃないとの自己判断にて前連絡は堂々省略。浴室から部屋へと向かう黒髪ロングの背を追う忍び足は、息まで殺して尾行の風情。ただし右手に携えたビニール袋の音がそれを邪魔した可能性もあったやも。彼女がドアの向こうに消えようとしたところでぐっと距離詰め、締まりかけたドアのノブを引っ掴んだなら、最早やり口はストーカーと言っても過言じゃない。)んははっ、ヤッホーいづるん。お風呂上がりでしょ。見てたから知ってんの♪ストレッチしよ、ストレッチ!もー髪乾いてる?乾かしたげよっか?(悪びれず我が物顔で入室したなら、第一声の決めつけに言葉足らずを予期して「覗き見は未遂だから安心していーよ」と戯れの補足を一つ。笑い混じりの構いたがりも言うなれば冗談の範疇だとて、もし彼女の髪がまだ湿ったままならドライヤーを手にするに躊躇いはない。)てゆーかストレッチすんならお風呂上がりじゃない?っつって勝手に言ったけど、伊鶴お風呂上がりに体動かす体力ある?(そう言えばの疑問をぶん投げながら、思い出したようにビニール袋から取り出したパッケージにはMy/Moのロゴ。中からピンクのピノのような物体を取り出してパクッ。「伊鶴口開けて」の言葉と共にもう一つ、彼女が躊躇うなら「一回あたしに騙されてみな」の言は鶴の一声になり得るか。)雪見だいふくみたいなアイス見つけたから、序でに伊鶴のカロリー上げさそって思って!今日何食べた?あたし今日ガーリックシュリンプキメてきた♪
清水立夏 08/27 (Thu) 17:31 No.544
(風呂上がりを見計らってゲリラで捕まえると宣言を受けてから数日、赤髪を見掛ける事がないまま夏休みを終えようとしていた8月末。ミントグリーンカラーのウイングスリーブ半袖シャツとショートパンツのセットアップに温まった身を包み、脱衣所で充分に乾かした黒髪を後頭部で丸く一纏めにした状態。引き摺る倦怠感と共に辿り着いた部屋の扉を後ろ手に閉めようとした所で、それは突然訪れた。)ッィ…!!(跳ね上がった心臓の音は相手の耳に届いても可笑しくないくらいに強く激しい。咄嗟の悲鳴は壊れた鳴き笛のように)ばっ、死ぬかと思っ…、ッゲホ!ゴホッ!(急速に上がった心拍数に猫背で噎せるのは日常風景。踏み込んでくる足を受け入れるように後ろに数歩下がれば、乱れた息を整えるように深呼吸。「髪は乾かした、けど…」活き活きと動き回るその瞳が次に何を捉えてどう動くのか様子を窺いながら、続く疑問符に漸く元来のペースを取り戻そうか。)ギリギリあったのよ、あったけどあんたの登場で終わったわ。なんでそういちいち寿命を縮めるようなことを……、? っんむ(大して働かぬ思考のまま言われるがまま開いた口に甘く冷たいデザートが突っ込まれれば、色好さげの感嘆を溢しながら膨らむ頬を動かし)………ん、ご馳走さま。今日は…朝のハムエッグ半分とお昼にジェラートと、今これ?あ、朝コーンスープも飲んだわ。(床に座れるスペースを作りながら一日を振り返り、やがてその場に座れば黄金色の瞳を見上げて)どこから伸ばす?
北村伊鶴 08/29 (Sat) 18:38 No.573
(予測3割増しの反応に驚嘆、正しく加害者の自覚が芽生えて咳き込む背を擦るまでは早かった。)ダイジョーブ?生きた?こーゆーストーカー多いよ的な動画ちょい前に見たから、ダメじゃんいづるん~♪みたいなテンションでやってみたんだけど、ソッコー健康被害出たよね……。(しみじみ反省の色滲んだのは数秒で、いつもの調子取り戻す様にケロッとした顔でまとめ髪に手を伸ばしては「シャンプー何使ってんの?」と問い一つ。咀嚼する様に満足気に口角上げながら、彼女の返答の最中に二つ目のピンクを頬張った。)アッいーなジェラート!んははっ、ねー思い出しちゃったんだけど、入れた?スープにオリーブオイル♪(過日のやり取り想起すれば無邪気な伊鶴ママのLINEが脳裏を過ぎる。「伊鶴のママ文化祭来る?」とあからさまに愉しげな確認の意味合いは、もし尋ねられれば「挨拶しときたいじゃん」「なんならLINE交換したいもん」と冗談とも本気ともつかぬ内訳を語ろう。座った彼女を自然見下ろす形から背後へ周り、)これ背中グッて押したら、帰りの飛行機地獄の時間になりそーだからやめとこ。つってあたしもあんま詳しくないからさ、腕伸ばそとりあえず!バンザイしてバンザイ!(彼女が両手を上げるなら手繋ぎの要領で上へと伸ばしてから解放。何度か繰り返す最中、止められぬ好奇心に駆られて指先が彼女の脇腹を擽っては甲高い笑声を響かそう。)伊鶴案外許してくれそーって思って♪(だってで結んだ理由はカンタン。ちょっかい仕掛ける戯れは、彼女の体力次第でもう少しだけ。)
清水立夏〆 08/31 (Mon) 21:03 No.616
普段絶対ストーカーにならなそうなあんたがやると、謎にエネルギッシュで尚更震えたわ。(背中を労る手が直ぐ髪に触れた所で次ぐ問いにはからずも噎せれば)いやあんた、この流れでその質問はね、本当にストーカーよ。(自覚無自覚はさておき、口に立てた拳を当てて咳と笑いごちゃ混ぜに賑わう。過日の介護食ネタが再度掘り返されたところで返答は勿論「当然でしょ。これも生きるためよ。」いっそ開き直るかの如く鼻を鳴らして見せた勝り顔にて)来るわ。タイミングがあったら紹介するわね。母さん、こちら私の担当をしてくださっている清水サン。清水サン、こちら私の母です。(台詞はすっかり実際の現場で交わされていそうな体で。ストレッチに詳しくないのはお互い様だろうと、床に座った状態で言われるがまま素直に両腕を上げれば腕と背中の筋が引き伸ばされる感覚。何度目か、気持ち良さに心地良い倦怠感に身を任せて目を閉じかけた瞬間)ッ、ぎょぁ!ちょっ、〜〜と!?(脇腹に走った強めのこそばゆさに耐えられず上げた声。抗うより先に逃れんと這いつくばって距離を置こうとするが、)ね、 っねーえ!ちょ、やめっバ ッ〜ぁはは!やだやだやめ、誰かー!ッキャっはは!あは!しぬ、死ぬ、 ……(オ゛ェ、とえずくも原因は単なる笑いすぎにて心配無用。ストレッチより余程体は解れただろうが、ものの数分後には息荒くぐったりした女が部屋に横たわることとなろう。呟く台詞はせめてもの足掻きとして、自分の担当スタッフへ向けた恨めしい遺言。)清水サンのバカ……クビよ………。
北村伊鶴〆 09/01 (Tue) 16:43 No.626
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