仁希、ブルベ夏ならオレンジ混じりのキラキラ系ベージュが勝ちだよ☆

(突撃電話を経て貸出す約束したグロスに加え本日級友の誕生日だと気付けば、朝食の場で渡そうとしていた小さな円柱は一度部屋へ帰還と相成った。してあわあわと近くのコンビニへ走り、走り、走って三軒梯子した結果日本のそれと同ブランドでありながらも品揃えは日本並みとはいかぬ事実に涙目になりつつ豪邸へ戻り、スーツケースから真っ赤っかなパッケージへレモンイエローの付箋をペタリ。それからコンビニで買った絶妙にダサめなギンガムチェックの小さな紙袋にも同じ付箋をペタリ。人気者の彼女のこと、既に出かけているかもしれないし、そうでなくとも忙しいかもとの予防線が果たして何処まで功を奏するか。Bergamotの文字を見る度コナンのアレだなぁなんて思いながら戸を叩く)ニーキー!ココだよ〜!(喧しい声音も通常仕様、本人が出てくれば破顔して、同室の級友ならばこれニキに渡してって託して、どちらも居なければドアノブに引っ掛けて、何れにせよ8/16中にはお誕生日様の手元に届くといい。紙袋に貼った付箋には『仁希、ハピバ!グロスはプレゼントじゃないよ使ったら返してね!笑今度遊ぼ!』と、カップラーメンの方には『こっちはプレゼント、日本帰ったら北極いこ♡』と書き手に似たうるせえ文字が躍る。さて運良く本人と対面したならばニヒと悪戯な笑み向けて)ニキ、おめでと!なんかあんま遊ぶチャンスなかったけど、ニキチャンス、ココにもちょーだいね!(と欲しがりがお誕生日様に強請るのだった。)
スペンサー心〆 08/16 (Sun) 23:44 No.394
(ティント強奪から幾許か、このまま己のメイクコンシェルジュになって貰おうとの目論見は虎視眈々と機会を狙い撃つが存外早くやってきた。飛んで火に入る夏のココだ。)わっ  いるいる、おはよ。(扉を叩く音からして既に姦しい様相へ破顔したのは丁度セットアップに袖を通した所だった。スペンサープロデュースの唇とコーディネートへうんと首肯零した全身鏡の前からひとっ飛びで扉を開けたら渡された紙袋と恋い焦がれた赤いパッケージへ「わ」と短な声を上げた。)ええ、返さなきゃダメ?(とは付箋への小癪な文句。もう一方へは「やったー。激辛部感涙のブツだよこれは。やった嬉しい。ありがとう。」と嬉々歓声を上げるだろう。2つの収穫を抱える様相は満悦至極に違いないがそれより何より)それ思ったの。おかしくない?あたしと心がまだ遊んでないのは流石におかしい。ポストが青いくらいおかしいよ。(そう文句垂れる様相は大真面目の顔貌で、つまりは「このグロス、返してほしくば」に繋がる。我儘女王と突っ込まれるもお誕生日様の権限に肖った居丈高を行使する前フリにて告げる二の句は)あたしと遊ぶことね。フフン。(高慢ちきを真似るも一瞬、あははと吹き出した。)絶対だよ。絶対絶対だよ。いつ?明日?ちゃんと約束だよ。(せっかちも前のめりも存分に乗せた姿勢が少女へと詰め寄るだろう。少女となら南国のカフェでも免税店でも地元のマックでもドラストでも構わない、何もないところから楽しいを生み出す少女から賜った煌めきで唇を彩れば最高のいちんちの幕が上がる。)
小田仁希〆 08/19 (Wed) 10:25 No.417
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