ほずみー、甲子園前に肩を壊さないようにな!二人で花園へ行くぞ!

(投球王国ガシャーンだ!!!!の元気有り余る大声がスマートフォンの向こうで反響した気がする。)お、いた!ほずみーここだ!(スマートフォンを耳に当てながら空いた片手で友人に手を振り、朝から朗らかさを満面にタッタカ奈尾に駆け寄れば目を見て改めてのおはようを繰り出した。)元気か?寝れている?僕は毎日楽しくてグッスリだ!ところで何故僕より先にキャシャーン知識を深めてしまったんだ、ずるいぞ!こういう時は二人三脚だろう、どういう歌か歌ってみてくれ!(理不尽がすぎる怒り未満はプンスコプンスコ気の抜けた効果音をお供に奈尾へ無茶を振りまく。リクエストが通るにしろ通らないにしろ、久方にも感じられる対話に満足したなら本題。)それじゃあ早速行こう!僕が今苦戦しているヤシの木なんだがな、あっちの方だ。(スマートフォンを持っている方の手にはゴムボールの入った籠を下げていた。道案内に些かの不安はあるが足取りは怖いぐらいに迷いがない。)ところでほずみーは何か部活をしていたんだっけ?鉄道部?(コントロールに自信がないと言っていた先日のラインを思い出して世間話のような気軽さで問う。付随したのはイメージ先行の無礼。)
橘鷹銀河 07/21 (Tue) 22:35 No.22
思ったより似てるな…。(スマホ越しの声と開け放ったドアの向こうの声がユニゾンしかけて、思わずスマホを耳から遠ざけたのは鼓膜への防衛本能だった。返すおはようの声量はおよそ彼の半分くらい。)寝付きは良い方だから夜はよく寝てるよ。…これは単純な興味なんだけど、朝起きた瞬間からそのテンショ  っちょ、待って橘鷹、毎秒ツッコむところを増やされたらおれは今日ツッコむだけで終わるから……!だいたいキャシャーンとおれを出会わせたのは橘鷹だし、ささきいさおさんの声量がすごすぎておれには歌えない。(ゆるく首振りながらのNOはやや熱を帯び、共有のために持ったままだったスマホを弄って数秒後、1:52の動画をご一緒しよう。ついでに「さっき一瞬投球王国が琉球王国に聞こえたよ」と笑い混じりに報告しながら歩を進める中、視線は案内される方向よりも彼の手元へ注がれた。)……おれヤシの実の落とし方、動画で調べたんだけどさ。橘鷹のゴムボール作戦は自己流?(木登り名人としか出会えなかった予習の成果を一旦飲み込んだ心境は、求ム:ボールでのゲット事例。暫し歩いた先に見えた数本のヤシの木を「あそこ?」と指差して。)何で鉄道部?入ってないよ。ぶらり途中下車の旅は見掛けたら最後まで見ちゃうけど。橘鷹は、…放送部?あれって委員会だっけ。(個人的な土曜の朝あるあるを挟んで、うろ覚えの記憶を辿る。唐突な問い自体に疑問を抱かなくなったあたり、対橘鷹専用順能力アップは否めない。)
奈尾秀実 07/22 (Wed) 20:40 No.25
?? それは困るな、キミとはヤシの実を収穫しなければいけないのに、それだけで終わるのは…。僕、寡黙になろうか?(できるかどうかは置いておいて思いつきの提案しつつ無茶振りはあえなく却下。彼のスマートフォンから流れる音楽には素直に耳を傾け「ひびけ、たたけ、くだけの順番がわからなくなりそうだ…すごいな、ささきいさお氏は…」とバカ丸出しの所感と共に衝撃が落ちた。併せての報告には一緒に笑い声をあげながら「僕たちやっぱり沖縄にいるんじゃないか?この間のサーターアンダギーは美味かったな」などと他愛ない対話がはずむ。手元に視線が注がれているとは露知らず。)おお、ほずみーは下準備をしたいタイプだな!僕はもちろん自己流だ!最初は石をと思ったんだが危ないからね! ところでほずみーの予習ではどういった収穫法を?(玉当てりゃ落ちるの安直すぎる発想は馬鹿野郎を極めた。数本のヤシの木を視界に見留めては「ああそうだよ!」と何故か優り顔で返答し、朝日が眩しいからとよりによって空港で購入した星型のサングラスを奈尾に差し出す。)む!違うのか!おとなしい人間は皆鉄道部か書道部と思っていた。失敬!…お、よく覚えていたな放送部だ!委員会とは違って大会などもあるんだぞ。僕は出れないがね!原稿の漢字が読めん!!(はははと誇れない事を明るく言いながら、籠から取ったボールを一つ奈尾に渡す。)僕が思うにね、二人で同時にヤシの実にボールを当てたら両側からグッとなってパーンとなってダーンだ!どうだ!?(対橘鷹専用順能力に甘えた。)
橘鷹銀河 07/24 (Fri) 00:41 No.37
口から生まれてきた顔してるんだから難しいと思うよ、おれは。黙られたら黙られたで、調子が悪いんじゃないかって心配するし。(無理と断定しなかったのはやさしさと言うより相手が躍起になる可能性を思ったがゆえ。声量がさ、と感動おぼえた部分に触れようとした刹那、己とはかけ離れた所感に続きは経ち消え、「そこ?」と問う二文字が戸惑いに揺れた。「まさか本当に出るとは思わなかったけどね」と笑い合う最中、もちろんを把持した回答にやや生温い視線を送って顔に描くは“やっぱりな”。)自己流を曲げない強さを褒めれば良いのか、石を投げちゃいけないって言う理性があることを褒めれば良いのか悩むな……。(褒めて伸ばす扱いが最善ではと目論んだ呟きは彼に聞こえたって構わない。回答の直前隣をちらっと見遣っては、)みんな木に登ってたね。……これはおれより橘鷹の方が似合うよ。(現実を突きつけたと思ったら返ってきたのは浮かれたサングラス。「掛けるならそっちが良い」と彼のトレードマークたるサングラスを示した。)どうしても入りたいって部活がなくてさ。放課後は大体すぐ帰ってる。…いや其処は読みがなを振ろうよ。橘鷹は放送部で何を?(マジレスと交換したボールをぐにぐに指先で潰しながらヤシの木を仰ぎ見て)何となく分かったけど、それパーンで弾けてるだろ…。おれがこっち、橘鷹がそっちから同時に投げるでいい?届くかな……。(ボールの軌道を何となし思い描いて木陰から距離をとり)1,2の3で投げよう。3、はいじゃなくて、3のタイミング。言って橘鷹。
奈尾秀実 07/26 (Sun) 01:33 No.48
…そうかそうか、心配してくれるのか!僕も心配するぞ!ポカリとゼリーとプリンをたくさん買ってこよう!(馬鹿なので“口から生まれてきた”の意味をよくわかっていない。色々な事を差し置いて上機嫌、僕もちゃんと心配するからなの謎アピールが次から次へと溢れ出た。)………。僕を園児か何かと思ってないか!?(褒めてもらえると手放しで喜ぶ直前、ふと思い至っては糾弾にも満たない物言いが飛び出したがすぐに奈尾と視線がかるく交わって、)木に…!?確かに物を当てるよりは確実か…?だが僕とほずみーでは…木登りにはいささか不安が…。(お互いの運動神経を鑑み、顎に手を当て思案にふける渋顔。サングラスは似合うと言われてしまえば大喜びだし、そっちが良いと言われれば「仕方ないなあ!」と満更でもなさそうな顔で交換。)なるほどな!無理をして入る必要は無いからね。家では何をしてるんだ?ちなみに僕はゆくゆくはお昼の放送を担当する予定だ!(読み仮名に関しての提案には「その方法があったか…」と目から鱗がとめどなく落ちていた。ちなみに今後原稿がきたら奈尾に読み仮名を振ってもらう気でいる、この男は。どうしてか頼りやすい奈尾に甘えたヤシの実収穫作戦、提案には余すことなく賛同をした。僕はそっちだな!と計画通りの方角へ距離を取り、)了解した!いくぞー!いち、にの、さーーーん!!!(腹の底から掛け声、3タイミングでヤシの実めがけて全力投球。ゴムボールは山なりに高く…)届かぁーーーーーん!!(放物線の頂点はヤシの実を掠めることさえ叶わない。)
橘鷹銀河 07/26 (Sun) 21:35 No.58
橘鷹を園児だって認めると、おれのポジションはお前の親になるんじゃないかって思って、それはちょっとな。(問い掛けへの回答は何処か遠い目で。すぐさま食べられそうなお見舞いセットについてすら、ついつい褒めそうになってしまったのを飲み込んだ理由だって右に同じ。)幼稚園くらいのときには何も考えずに登れたけど、今は無理だな。命綱とかあっ、…ても無理……だけど、おれ体育の成績はそこまで壊滅的でもないよ。橘鷹木登りした事ある?(不安がられてしまえばなけなしのプライドが顔を覗かせてアピール。かけ慣れないサングラス越しの視界はほの暗いが朝日に目を細める必要はないからそのままで。)親の帰りが遅いから、自分でご飯作って食べて、…まぁいろいろ家のこととか。昼の放送って音楽掛かってるくらいの印象しかないな。しゃべるの?(普段気にも留めていない昼の校内放送に耳を欹ててしまう未来を予見しながら、いざ3のタイミングで放る瞬間になって気がつく視界不良――は元より、そもそも肩の力がまるで足りない。似たり寄ったりの軌道は、彼の頭上を越えて数m先に終着。ポスッと自分の方へ落ちたボールをのろのろ拾ってきたなら)ちなみにこれ、当たったことはあるの?おれまるで届く気がしないんだけどさ……。何なら登る方があり得るレベルの届かなさじゃなかった?(サングラスを頭までずり上げ双眸を向けてから、つとヤシの実を仰ぎ見て)取るまでの苦労があると思うと、道端で売ってるヤシの実は破格だよなあ…。
奈尾秀実 07/28 (Tue) 00:38 No.81
どうせ頭から落ちたらとか考えるんだろうキミは!…何!?人は見かけによらないね…体育も一緒に楽しめそうだ!僕は泳げないが木なら昔登ったよ、降りれなくなって何度も猫のように救助されたが。(と恥ずかしげもなくバカガキエピソードをお披露目。今日は彼の意外を沢山知れる日、明るく瞠目し食いつくさまは興味津々と顔に書いてある。)…ご飯を自分で!?すごいなほずみー!!何が得意だ肉じゃがか!? 先人たちは音楽かけて済ませてた人も多いようだがな、クイズ大会やラジオのようなことをしたい!毎週ゲストを呼んだりしてね…。(願望はうだけ自由であるが橘鷹の言う先人即ち先輩たちへの交渉は滞っている。夏休み明けにでも成立させたい気持ちで、ゲストの話題をあげれば露骨に奈尾へ視線を纏わりつかせた。惜しいどころか大敗を喫したヤシの木のふもと、彼が投げたボールは橘鷹が拾いながらちなみに、の確認には記憶を辿るまでもなく)…ない!!!(あろうことか力強い返答。)が、松岡修造も次の1回でその扉は壊せるかもしれない的な事を言っていたのを思い出すんだ。毎日やればきっと1センチぐらいずつ…(などと途方もないことをあっけらかんと言い出しこの長期戦覚悟に巻き込む迷惑さだったが、ささきいさお氏以来の衝撃が落雷となって橘鷹に落ちる。)……ヤシの実って…売ってる…のか……?しかもその辺で……?(ヤシの実を見仰ぐ奈尾を唖然と見つめながら、第二投の準備をしていたボールが手から落ち虚しく転がる。どこに…?とこぼれる声も心做しか悄然と。)
橘鷹銀河 07/29 (Wed) 13:18 No.97
え、泳げないんだっけ。そんなサングラスしてて…?(木登り経験よりも泳げない暴露の方に気が逸れて、宣うは仕返しとばかりに見てくれ有りきの印象だ。もうじき4ヶ月程度の付き合いでは初めて知る側面が多いのも道理、予想外の食いつきに腰が引けた心地で否定じゃないのに首振った。)親が遅くて、姉がいるけど家出てるからさ、何となく。肉じゃが好きなの?よく作るのは、野菜炒めとかオムライスとか。橘鷹一人で延々喋れそうだし、ラジオは向いてるのか、も、しれないけど、……ゲストは普通知名度のある人が選ばれるものだろ…。(言葉なくとも意図ある視線から目を泳がせて主張。たった一回投げただけのくせ、途方も無い挑戦との実感で砂浜歩む足取りは緩慢を極め、力いっぱいの否定に最早笑えてしまったからアクティビティーとしては上等かも。)ああ…、10001回目には何か変わるかもって歌もあったよね。……本気?って聞きたいところだけど、なんかもうお前が本気だって分かるからな…。(松岡修造とドリカムを同じ土俵に乗せて相槌代わり。して唐突に勢いなくした声色に視線戻せば、意気消沈した浮かれポンチが映って暫時口を閉じるのを忘れた。)……何処、って、本当にその辺だよ。道端の露店、っていうのかな。温いと不味いらしいけど。……え、っと、自分で取るのにこだわってたんじゃなかったの?(南の島=沖縄でないと告げたとき以上のショックと見れば、問う口吻はおずおずと。)
奈尾秀実 07/31 (Fri) 11:45 No.123
ああ、てんで駄目だな!キミはどうだ?…おいおいサングラスをしているヤツが全員夏に強いと思ったら大間違いだぞ!僕は紫外線にも負けるんだ!(仕返しとも気付かない鈍感さで、プンスカと怒ってるんだかどうだか分かりづらい気の抜けた効果音を吹き出しながらも3秒後にはいつも通りになる程度の沸騰。単純な男だから首を横に振る奈尾に肉じゃがは別に得意じゃないのか…と一人勝手に納得する。)なるほど!家に帰って誰も居なかったり暗かったりするのは寒くないか?慣れた?…ああ、好きだ!カレーの時はいつも一緒に作ってもらっている!が、オムライスも好きだ!ケチャップで記名する派?(無神経さで踏み入りながらもすぐにころりと明るく話題は変わりゆく。泳ぐ目線を捕まえることは叶わないが、構わず告げる「知名度より面白い話ができるかどうかが重要なんだ」は信頼か圧力か。松岡修造とドリカムの夏場所、本気男はそうだそうだと同意の頷きが強く捗る。何度でも立ち上がり投げるぞ、ぐらいの心意気だったというのに。)…本当に…その辺だよ…?(悄然とした復唱。絶句…が隠せず口元を覆った。入学ぶり二度目、膝から崩れ落ちる。)僕は…ヤシの実は自給自足が掟だと…ばかり…ッ!モアナの島でもそうだったし…。(わなわな震える四つん這いが朝日のまばゆさに反して絶望を背負ったと思いきや)…だがしかし買えるのなら話は早いな!よし!買いに行こう!金ならある!!(驚愕の変わり身、執念はなかった。ゴムボールを放置しヤシの実を買い占める勢いで“その辺”を目指す。)
橘鷹銀河 08/02 (Sun) 01:24 No.146
おれは小学生のときスイミング通ってたから、体力はそんなにないけど多少泳げるよ。…夏に強いっていうか、100%楽しめてそうだと思っ、たけど、橘鷹は楽しんでるよな…。……一応聞くけど、日焼け止め塗ってる?(プールと海の違いに臆して自ら泳げる顔をすることはないが、水泳の授業で苦労しないレベルをこの男の前ではひけらかしても良いだろう。彼の勢い込んだ口吻が生来のバイタリティーゆえか、喜怒哀楽のいずれかが強まっているかの判断がつかぬ分投げる言葉も気儘なものだ。)寒く?はないよ。気持ち的にも。門限とか平気なら、今度来る?あとそれで行くとシチューのときにも作ってもらえそうだな…。記名はしない。チキンライスにケチャップを使うから、上には掛けない派。(雑談の延長線上の応酬を気に留めることなく、常夏の先にある日常への誘いを向けよう。ゲスト選択の基準自体は理に適っている分無茶振りを思って、「まさか、それをおれに求めてる?」の問い掛けは真剣味を帯びていた。仰げば一面晴れ渡る青空が見えると言うに、ヤシの木で色濃く影を落とした砂浜に崩折れる様を見下ろしているのも気が引けて膝を折った。)モアナ…?いや、おれは何ならこのヤシの実って勝手に取ろうとしていいものなのかって思ってたんだけ、  んっ当に、切り替え速いな……!(即座に復活遂げた男に一瞬遅れて立ち上がれば、ボール入った籠を持って追う。)道端で売ってるのより、スーパーで売ってる方が冷えてる分美味しいらしいけど、美味しさ求めてる?(ささやかなヤシの実情報を提供)
奈尾秀実 08/05 (Wed) 00:08 No.187
スイミング!なら僕よりずっと泳げるのも当然だな、今度泳ぎを教えてくれよ!……。あれは…女子が塗るものでは?(呆れた先入観でキョトン。今日もまた一つ学べそうな予感である。)門限は特にないな、事前に連絡さえすれば!……何!?お邪魔をしても良いのか!?  行く~~!!(二つ返事もいいところな喜びようで即答すれば今から「手土産は夜空缶を1箱でいいだろうか…」単位の最低値が箱の男はウキウキを隠せずにこぼす。「稲川秀実、最高だったぞ!またやってくれ!」と真剣味を迎え撃つ無邪気はこの先の日常でだって奈尾の逃げ道を塞ぐ眼差し。籠を回収してくれたことには悪いな!とあっけらかんな礼を述べ、彼曰くな切り替えの速さでモアナはディズニー映画でな…など呑気に解説しながら並んで歩く最中、橘鷹にとっては大層な情報提供を受けると)そうなのか…!?キミはヤシの実博士だな!?ならば断然美味しい方が良いに決まっているが…、そうだ!折角だから飲み比べだ!本当にスーパーのヤシの実の方が美味いのか僕らで検証しようじゃないか!(思案顔ののち、閃いたとばかりに指を鳴らす。気温の高さだって厭わず馴れ馴れしく奈尾の肩に腕を回し連行するさまは空港での一幕を彷彿とさせた。その辺のヤシの実とスーパーのヤシの実、冷えている方が断然に美味しいのは分かりきってたはずだからこそ笑えてしまって、それでも。)はっはっは!こっちのぬるいヤツはどうしようか!飲めんことはない!(美味しいかどうかなんて、一緒にいる人の存在だけで左右されるんだなと思えた。)
橘鷹銀河〆 08/06 (Thu) 23:42 No.218
あ~…、庭にあるプールでいいなら。……冗談だろ……。南の島の太陽光なめてたら、橘鷹の肌可哀想なことになりそうだけど。(無防備な白肌を注視する視線は呆れを伴って、「おれも塗ってるよ」はレクチャーの一端。)うん、何もないけど。晩ごはん作るくらいは、…か、ピザ頼むのも良いな。一人じゃ食べ切れなくて滅多に頼む機会なくて。ところで、夜空缶って何?(耳慣れぬ品物に気を取られ、単位に気付かぬまま「おもちゃのカンヅメの親戚?」と黄色い嘴を思う。逃げも誤魔化しも効かぬ現今に「せめて準備をさせてほしかったよ…」と言ちた過去形は今後の日常にかかったリクエスト。)おまえが取りに行くって言うから調べたんだよ…!そもそもあんまり美味し、……いや、折角だし、何事も経験かな。…橘鷹暑くないの?(多少の身長差あるとは言え、肩寄せた徒行は早朝とは言え暑熱を孕む。振りほどきやしない代わり、「おれは暑いよ」の率直な主張は気が置けない相手だからこそ。路傍とスーパーで手に入れたヤシの実ジュースは冷たい喉越し有りきとの共感覚は顔見合わせた時点で言葉いらずの顛末見えたが、だからこそ愉快極まれり。)帰ってから冷やす…?いっそ別の、…パインジュースとかと混ぜたら美味しいよ、きっと。(裏返せばそのまま飲み干すのは遠慮したい心地。飲みかけのヤシの実をボールの籠に入れて別荘までの道すがら、先刻のアニメ熱心な映画解説を思い出す。)橘鷹って、トトロ信じてる?(当たりをつけた問いはきっと新たな笑いを生んで、非日常のとある一日を彩った。)
奈尾秀実〆 08/09 (Sun) 23:06 No.269
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