小糸がだ〜いすきなラジオ体操第二の時間だよ。

(8月4日午前6時10分、入江小糸の起床?分刻みに決めたスケジュールはエゴまみれであるが本日の目覚めは大変良い。5分前からスマホは朝に聴くBGMとタイトル付けられたクラシックを鳴らし始め、コップに水を注いだなら彼女がまだ眠っているであろうベッドに浅く腰を落とす。窓から朝のひかりが部屋に射し込み、名前も分からない小鳥がさえずる。それから彼女から身体を起こすまで揺らすことしないが、朝食に間に合わないと判断した際は優しく目覚めを促そう。)おはよう、小糸。今日は小糸の誕生日だよ。おめでとう、水飲む?(彼女にコップを差し出しながら行く末を見守る。穏やかな始まり、テーマは淑女。)今日のうちは小糸のメイドになるって決めたの、だから今日の小糸はお姫さまかな。この部屋だけね。ここに居る間だけはうちが何だってやるって決めたから!だからはい座って、おぐしを整えましょうね。あ~さらさらですね~さすが小糸さま(これ以上ない押し売りでプルメリアのヘアゴムで緩く束ねて、お見えした耳の片方にはシェルモチーフのイヤーカフを飾った。鏡越しに目を合わせようと図って)あ、可愛い。ほんと可愛くなっちゃった。これ誕プレ。そうだ、今日の予定教えて?帰ったら小糸がすぐほっかほかのお風呂に入れるようにしとかなきゃ。(心意気は宣誓通りに小間使のそれだが彼女の言葉に聞く耳持たずとなれば受け手の胸中はさて。そして6時58分。)小糸走って行くよ!誕生日おめでと!(夜には特大クラッカーが待っているとはもちろん言わない。)
秋山紘〆 08/04 (Tue) 06:17 No.176
(ラジオ体操に勤しむお姫さまの朝は早い。以上嘘。よく遊びよく寝る生活を過ごしているなら健全に起床の兆しが見えてくる時分。機能しはじめた聴覚に優雅な音色、かわいらしい鳥の鳴き声、そしてよく知る声が届く。寝返りをうてばシーツにシワができ、髪はみだれ口からよだれがたらり。)んん~~、あたしの……とり……?おめでと……、!おはよのむ!!(半分開いたまぶたを気だるげに動かす間に寝言をはさんで。やがてガバッと勢いよく上半身を起こす。コップを流れるように受け取って、口をつけながらいつもと違う雰囲気かもす彼女の挙動に目を白黒させ、)なになにっ、うん!?うんさらさら、ひろすごっ、(驚いているうちにイスに腰かけ、されるがまま。絡まる毛髪は復活し脳も覚醒していく。ぱちりと本当の目覚めは鏡の中の自分と、最高のメイドさんと目が合ったことによる。)うっわうわ~~!!かわいい!きれい!!みんなに自慢していい?!する!!予定はお店見たりさんぽしたり!え、全員に自慢する…(鏡の前に座りつつ何度もふりかえり鏡像なんかじゃ物足りない、彼女との目合わせを興奮気味に。)ひろあ~~りがと~~!!!だいすき~~!!(走り出したよろこびは止まらない。周りから苦情が出たって気にしないに決まってる大声をお供に朝食の席へかけ出した。あとはお騒がせファッションショーのはじまりはじまり。――いっぱい楽しんだ一日のおわりは。クラッカー音ではじける笑顔で受ける、いつかの報復?)うるっっっさ!!!
入江小糸〆 08/06 (Thu) 01:52 No.203
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