プリケツハンターLv.16イッサ

Hey, イッサご飯食べたらビーチに集合!(大盛りタコライスにチップス貰う折当然とばかりに強奪する予定へ否は無い筈と爛々ギラつく碧眼はやや寝不足。「絶対ね!!」を押し付けて勢い良くスプーンで掻っ込むや、早々と退席する七色は忙しなく揺れた。――そんな朝食経て未だ人が疎らなビーチにて、クロップド丈の白Tにデニムホットパンツの軽装で仁王立ちして待ち構える姿が見えるなり、フフンと挑戦的にオレンジ纏う唇が弧を描く。2m程度離れた地面には「イッサ」と書いた段ボール、色とりどりの水風船が陽光弾いてキラキラ光る。彼が其れに気付けばドヤッと腕組みして、気付かなければ足元見てと叫んで、何れにしたって続く言葉は決まっていた。)リアルボンバーマンごっこ、開始〜〜!(先手必勝で投擲したボム擬きの黄色は何処に当たっても直様爆発して中身を晒す仕様。勿論どれもこれも真水では無くて、ペンキ混じりの色水だったりお尻模したソフビキーホルダーだったり、果てにはパイナップルジュースだの生クリームだのと被弾した際のダメージはなかなかに広域且つ強めなチョイスは勿論今日この瞬間を呼吸困難になる迄笑いたいが為に。水風船の割れやすさ塩梅調整にてこずったお陰で昨夜は寝足りないから、平素より幾分もノーコンになる手元は何処に飛ばすか分からないし、頭の天辺で団子結った七色揺らしても被弾は免れ得ないだろうけれど、如何すっ転んだって楽しいに違いない。「ギャッ!」「うわっプリケツホルダー出ちゃったあげる!」「ヤバッホイップクリームヤバッ!」、兎角騒がしいボンバーマンの最後の持ち玉は彼の心臓目掛けて力一杯ストレート投げ込むが、さて。)ッハハハハ!!ほんとのボンバーマンだったらとっくに終わってたわ、ッハハ、はーーーー  あっココも一個爆弾あった〜♪(ベッタベタのドロッドロになって白Tは前衛的な柄描くがそんなのは楽しい時間の中じゃ寧ろ勲章。満面の笑みで嘯き下手から投げた最後の一個は丸ではなくて四角い包みだった。ネイビーの包装紙に金のリボン結んだ其れの中身はPUMAジャガードスリムロングタオルのレッド、ニヒと悪戯に笑って眦細めおめでとうの代わりに紡ぐは)サッカー部してるイッサファンにマウント取ったろって思ったから、ちゃんと使ってね!(なんて生意気もたぶん許されると甘えた今日の主役お誕生日様、一層カラフルになってくれたらいいな!)
スペンサー心〆 09/22 (Tue) 23:51 No.92
おーよ。寧ろ朝の予定スッカスカにしてんのにココが貰ってくんなきゃ困る。(1ヶ月前からスカスカのまんまの時間を容易く差し出すは待ってましたの含意。朝食マイスターのオススメアレンジを聞き逸れたってご機嫌の面下げ自席に戻る頃合、颯爽とはためく七色が先立つならチップス砕いて同じく朝食を掻き込んだ。だって疾っくに待ちきれない。)おはよ、お待たせすぺり  ブフッ、待って俺用のおもちゃ箱があんじゃん。(ヴィンテージライクなルーズデニム、ビッグ白Tのフロントのみタックインしたまぶりんコーデが図らずもオソロをキメている。トークにて戯れたバカオシャレをなぞる二度目のおはようは唇にやけた儘、専用オモチャ箱の存在見とめるや一層深まるのを止められなかった。「すっげぇ。全部ココの愛かぁ……」素直な喜悦を表せないからヘタこく冗語にて感嘆を濁し乍、けれど脳裡に満ちるうれしいに従う爪先は砂浜踏んで段ボールの傍にしゃがみ込みよく見せてと覗き込む迄は良かったが)!? ちょ待、っ、 しっぽり浸る時間もねぇの!?(なんて嘆く癖してしっぽりなんて笑いたくなる程不釣り合いの関係性と判じているから、其の2秒後にはボムを両手に引っ掴んで彼女を追い回していたやも。「喰らえファイヤーテール!」「えっ?ノーコンですか?」「うっわ待て俺のプリケツにパイナップルジュースが被弾してんじゃん!」「ワハハっ!何つーキーホルダー発掘してきてんの」エモーショナルな白Tめがけた攻撃の都度、絶笑避けられぬボムの正体知って腹だって抱える始末だからノーコンの襲撃を己のー曰くプリケツに浴びる程戦闘力はちゃちだっただろう。掌に鎮座するプリケツホルダーに惑う内に撃ち込まれた全力ストレートのお陰でかんばせまでベットベトの始末。)〜っふ、あっははは!ッはぁ、おもしろ。どうよ、今日の俺は横浜流星を越えてる?(あざといを通り越すホイップ塗れできらめくまなじり覗き込むが、すぐさま最終兵器を示唆する口上にかかってこいと臨戦態勢。然し意想外の爆弾撃ち込まれるや呆気に取られる瞳が瞬きを繰り返す。)次期バチェラロッテの美少女から貰ったつって自慢し〜よ。ありがとココ、たのしいを100倍にしてくれる天才。(本気と冗談がドローする口上に笑声織り交ぜ口唇が綻んだ。朝日に浸る虹色が眩しいサマーガールの手引き海辺へ連れ込めば何だって無敵な予感。)
馬渕一颯〆 09/29 (Tue) 00:35 No.100
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