King of the Party,DJ馬渕。

(優等生の天邪鬼は9月21日0時ジャストから始まる。彼の部屋の前まで持ち運びスピーカーを持ち寄って、そこそこの音量で先ずはDestiny's ChildのBirthdayが宵の花島宅を包む。たとえ音源を探す人影があろうとも、こっそり物陰に隠れてだれかの前に正体を現すことはない。)(9月21日朝7時。皆が朝食のために一堂に会す折、どこからともなく流れるはRihannaのCheers(Drink to That)。きっとおめでとうが飛び交う、いつも以上に盛り上がるフロアにぴったりのバックミュージックになるといい。)(9月21日夕刻か太陽が沈んだのち。いずれにしても彼がひとりになったところに運良く出くわせたなら、)馬渕、やっほ。(iPhoneから流すのはPinkのRaise Your Glass。君のためのとっておきのプレイリストを楽しんでもらえたかはさておき、「そういえば」って今さら思い出したかのような口吻を告ぐ口許は可笑しくって何だか笑えてた。)今まで遊んだことなかったなあ。変なの~。  海辺でコーラ噴射させたい気分。どうかな?バースデーボーイ、まだフロア沸かすの手伝ってくれる?(ほんのちょびっとだけの時間を主役にねだることを許してもらえたらこれ幸い。了承得られたらコーラ瓶二本手に抱えて、胸一杯にあるきもちは単純にいっこだけ。)誕生日おめでとう。DJ Tatsumiのスペシャルステージがお送りしましたが、いかがでしたか。(誠に勝手ながら、気分は“最高!”って返事を待っちゃおう。)
巽志真〆 09/21 (Mon) 23:35 No.89
ンガッ(健やかな睡眠を呈するスヤ〜〜〜〜の吐息が卒爾として鼻詰まりに阻まれる。寝惚け目擦り起き上がる夜更けの時分、静謐に流れるメロディは馴染みあるイントロに始まるR&B。訝しげな面下げ自室の扉開いた先、無人の廊下に鎮座するスピーカーのミステリーに瞬きみっつ。)ブフッ(行方知らずのDJが仕込む予測不能に笑声が落ちる。まるで待っててと何処かの誰かさんへ宣うよう開けっ広げな扉の奥へ消えた後、スピーカーへねるねるねるねソーダ味を差入れしIt's your birthdayのメロディと共に再びベッドに潜る0時過ぎ。)Yeah Yeah〜〜ハイ志真、お前にもあげる。(トルティーヤのボウル抱えテーブル周りを漫ろ歩く最中、ジェムソンを沈ませなくともキャッチーなBGMにハイな気分。おめでとうと引き換えに贈るチップス5枚、然し彼女の皿には6枚分。秘めやかに箱を沸かす正体と知ればこそ唇に湛えるは悪戯な一笑、サマリンでハリボーを賄賂に仕立てた関係性じゃ人知れずナイショ事を企図するのも巧妙だった7時過ぎ。)ワハハっ 期待した。やっと姿を現したなDJ Tatsumi。(“バースデーナイトにしっぽり浸る一曲”“朝からマックステンションに昇り詰める一曲”とくればサンセットにお似合いの一曲を期するも止む無し。斯くして所期の通りに道すがら彼女と対峙すれば、浮上する事実に「マジ?」とシビア面下げるくらいウソみたいな本当だった。)志真とLINEしてんの好き過ぎて仲良くなった気になってる俺、大損じゃん。ゴーカート乗り回してねぇしイクラの量産もしてねーよ。(文句みたいに垂れる口先は戯れで“早く遊ぼ”を暗に潜ませる。彼女の腕に抱えられたコーラ瓶を奪い去る傍ら、)あったり前、一週間前から最前列待機のTatsumiファンなめんなよ。一緒に破天荒極めてハナワくんから逃走しよーな。(口角持ち上がる企み顔を差し向けよう。容赦無く上下に瓶振るキチガイだって爆上がりのテンションを言い訳に、柑橘に染まる海辺にて此のフロアはもう少しだけ独り占め。)最っ高!(気泡沸き立つコーラ瓶掲げ宣う所感は此れに尽きる。さあ、Raise your Glass!)
馬渕一颯〆 09/28 (Mon) 00:29 No.98
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