高橋くん。おれは今キミの後ろに、い・る・よ♪

(真昼の犯行は突然に。別荘にて手洗いを済ませ、濡れた手をタオルハンカチで拭きながらダイニングへ戻る道すがら、直線数メートル先に知った後姿を見つければ、ハンカチをポケットに仕舞い込んでから息を止めて足音を殺し一歩、二歩───)……ぅわあっ!!!!(いつかと同様驚かすために上げた声は大きく、同時に両手で腰をガシッと掴めば成功となるか。後ろから顔を覗き込んで)ふふ!びっくりした?高橋くんごきげんようっ♪(それから前方に回り込めば、後ろ向きで歩きながら)サマリンから帰ってから文化祭で忙しかったでしょ?電話のやつ、いつ聞こうかな〜って思ってるうちに今度は沖縄来ちゃいましたね!もしかしてまたお土産買わないとじゃないですか?(それは先日交わした土産の件。まさかこんな短期間に二度も旅行に行くことになろうとは誰も予想していなかったはず。最後の一言は何ならおかしそうにぷくくと笑みさえ含みながら、まずは本題。)こないだのは!どうでしたか!?喜んでもらえた?!
秋吉かもめ 09/13 (Sun) 16:51 No.18
~~~っわ!?(小腹が空いてダイニングへ向かうさなかだった。突然の衝撃に肩を跳ねさせ間抜けな声を発したが、このデジャブは知っている。)びっ  くりしたよ……。秋吉、たまには普通に登場してよ…。(してやったりの弾んだ笑みに反して此方は眉尻下げる面持ち。反転させた首を元へ戻し)俺も報告したかったのにズルズルしちゃった。…あ~、お土産ね、サマリンであんなに買ったからこっちはお菓子でいーと思ってるよ。適当に。(ふっと表情緩め、電話での彼の言葉をなぞるよう“適当”と紡ぐは今回のやる気のなさの表れ。海外の特別でなければ物を強請られることもなかったから今回は悩む必要はないと安堵の息吐く傍ら。行く先に台が見えたなら「危ないよ」と腕引き静止させんとし、多少窮屈でも横歩くよう促しつつ)うん、すごいびっくりしてすごい喜んでたよ。たぶんいらないものもあっただろーけど、善意は人を優しくさせるよね。文句言われなかったしお母さんと一緒にきゃっきゃしてたよ。(その女衆と同じくらい、きゃっきゃと期待に満ちた瞳で尋ねられるのが可笑しくて自然眦が緩んでしまう。ダイニングへの扉開ければここ?と目線で問うてみて。)そっちは今回は物買うの?いっぱい買ったら今度は喜んでくれるかもよ。
高橋凌 09/15 (Tue) 13:05 No.34
(狙い通りの反応に手を叩いて大喜び。覚えのある言葉選びにあっと目を見開いたのと腕を引かれたのは同時。振り返り台を認め、肩を並べて隣を見上げながらお礼を返しつつ)よかったーー!高橋くんって普段わりとさっぱりしてる印象があるから、なんかこう…物をそもそもあんまりあげなさそうというか、選ぶの慣れてなさそうというか……尚更嬉しかったと思いますよ♪(自身の中にある高橋への印象と家族から見た彼への印象もまた違うだろうが、脇腹にちょっかいを出しながら口角を深く持ち上げる。短い道のりを経て目的地に到着したところで、うん!と頷けばソファに駆け寄りふかっと腰を下ろしてから彼の姿を目で追いながら)うーん、どうしよっかな〜…喜んでくれるかなぁ? あのね、前回結局テキトーにお菓子買って帰ったんですけど、(サマリン島でのお土産を渡したエピソードは不穏なトーンにて)普通に喜んでたから、なんか悔しくて「こんなんでいいんだ〜」って…イヤミを…言ってしまい……。(ソファに逆向き正座で座れば、背中を丸め背凭れに顔を埋めながら懺悔。)おれは今、反抗期かもしれません……。
秋吉かもめ 09/17 (Thu) 13:36 No.50
(凸凹横並びで歩く廊下へ安堵の長い息が軽快に響くから、自身よりも家族の反応を気にしてくれていたようならしさに口元緩ませて己の印象にはうんと頷き)選ぶの慣れてなくて秋吉に電話したからね、あたり。俺の部屋に物そんな多くないのも知ってる?って感じのバレ方だな。(お土産は実用性を考えがちだし、修学旅行くらいしか友人同士の旅行経験なければ家族へのお土産は尚更。されど彼の満面笑みでの家族の代弁が自然男を面映ゆくさせて視線逸らすも、そのまま脇腹への攻撃で照れを弾けさるよう笑みが零れた。本気の抵抗もちょっとした。)ほんとに適当なお菓子にしたんだ。(ダイニングへ足踏み入れ話に相槌落としつつ、冷蔵庫からお茶を二つコップに入れて秋吉の隣へ身を沈める。お茶に口付けたさなか不穏なトーンで語られる顛末が何とも可愛げある懺悔なのはまさかだったから、小さな背の丸みに比例するようレンズ奥の瞳を丸くしたのち、くくくと喉鳴らす音は次第に滑り落ちて笑声が空気を揺らし)ふっ あはは。 ごめ、真剣なのにね、笑っちゃった。(眦引っ付け掌で覆う緩みきった口元はきっと隠し切れてないだろうけど、視線が未だ交わらぬのであれば問題ないか。)秋吉がそもそも自分のために買ってきてくれたって事実が嬉しいんじゃない?ワニの手はあまりに特殊で喜べなかっただけでさ……。(鰐手をお土産でもらった自分を想像すればきっと同じ反応をしてたろうからそこはフォローしつつ)でも秋吉が嫌味言うって、家族にだからこそかな。
高橋凌 09/18 (Fri) 20:24 No.58
ん?高橋くんのお部屋?知ってるよ?あれ、いつもクローゼットの中から見てたの気付いてなかったんですか?(きょとん顔でさらりとついた嘘はつまるところ彼の反応で遊びたいだけ。ダイニングにて、キッチンでお茶を注ぎ戻ってくる姿をソファの背凭れ越しに目で追いながら、やがて隣に降りた体重で僅か沈むクッション。背凭れに顔を埋めながらのくぐもった「ありがとうございます」はお茶に対して、のちに聞こえてきた笑い声に顔を上げて再び合った目はいじけて)他人事だからって〜……うーん…なるほど………?(彼を見、片側の頬を背凭れに押しつけつぶしながらも理解を示す相槌を何度か。それも数秒思考を巡らせた後、突然ばっと顔を上げれば体を反転。正しい向きで座り直して)ですね!!よしっ今度はうちも高橋くん作戦でいきます!(いただきます!と声高らかに、コップを手に取れば彼が注いでくれたお茶を一気飲み。存分に喉を潤してから)? そう、かも?ですかね?というか、逆に家族以外にイヤミなんてそんな…!……因みにですけど、高橋くんはどんな時に…その、ムカって…なります…?(空になったコップを両手で握ったまま恐る恐る尋ね。そのまま地続きで「直近、おれにイラッとしたことは……」と探る眼差しは一応念の為。ないことを願いつつ、もしあったなら率先して彼のグラスに二杯目のお茶を用意しよう。偶々ダイニングで過ごしていた二人に気付いたハウスキーパーがサーターアンダギーを用意してくれたら、束の間の雑談はちょっとしたティータイムに進化するはず。)
秋吉かもめ〆 09/20 (Sun) 17:53 No.74
……ちょっと…。(想像で顔が曇った。しかも有り得ない嘘だと思えど秋吉は何でも顔に出るような素直な印象が強いから、案外演技派の一面知れば「俺は秋吉が怖いよ……」と更に顔歪めた反応は果たして彼のお気に召すものかどうか。それでも心境がどうあれお茶一つにも礼を欠かないらしさを受ければ印象がまたプラスに傾くのだって容易い。)他人事というか、反抗期らしくない可愛い悩みだったからさ。(いじけた瞳に更に笑み深めるも、その理由を述べる口吻にごめんの気持ちも混ぜれば決して馬鹿にした笑いでないことは伝わろうか。決意表明の一気飲みを見届けて彼の背を後押しするよう頷いて)俺にアンタみたいな弟がいたらそーやって悩んでくれてる時間もうれしーよ。悔しいから悩んだって言ってあげなね。 嫌味というより拗ねてるって感じの方が強そうだよね、秋吉が友達に言う場合は。(なんならお土産に対する嫌味もよくよく考えれば拗ねに近い気がするから結局嫌味とは程遠い存在のようにも感じるけど、探るような問いかけに「そーだな…」と軽く視線を上げて逡巡し)前の席の人が取りにくくプリント渡してきたり、コンビニのお客さんでお金投げて置く人も嫌かな…。あとは……平気で嘘ついたり?(最後に秋吉と視線を交わらせたレンズ奥の瞳は悪戯めいた笑みで誰かさんのことだよ、というように先のホラーを想起し細まった。それでお茶を注がれるなら「ごめんごめん、冗談だよ」口許緩ませ、隣の空いたコップへも謝罪の気持ちで注ぎ返せば和解と成り得るか。甘いサータアンダギーが口内に広がって舌鼓、もう暫くこの二つの余韻を楽しむつもり。)
高橋凌〆 09/23 (Wed) 16:29 No.95
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