どうもどうも。R1に出たら応援して。 ところで元々どんなイメージやったん。ちなみにわたしのなかのファーストインプレッション・オブ・上埜は水泳が得意で、今はおもってたよりずっと話しやすくてたのしい水泳が得意なひと。(端的な褒辞はじつに耳障りが好く、純然たる印象は歯に衣着せぬけれども嘘を織り交ぜるつもりも毛頭なし。相好は冷静装った侭と云えども、確かな喜悦は唇を左右非対称に歪めた。)そうそう、まずは中身をストローで飲みきったらひと思いにココナツを鼻からスポ~ン──…て、おい。わしゃ上海雑技団か。えぐい色のが出てきたら、着色料が多いだけ。死ねへん死ねへん。たぶん。きっと。(彼の頭上に浮かんで見えた疑問符は比較的確度の高さを誇る推量で打ち消したけれど、それを重ねることで敢えて不安を煽る天邪鬼も混在。頭一個ぶん大きな背を足早に追いかけた爪先は砂浜の白に沈むけれど、追いつくが先か彼の力が自身を先頭にするが先か。意図を汲めば拒否する筋合いもなく、「これでいいん?」の最終確認と共に人差し指の腹で二度メニューを叩く。)Hi. This and this, please. ……。(キッチンカーの中で愛想良く微笑む店員に端的に注文告げて財布から小銭とお札を要領良く手渡し済ませてしまえば、あとはココナッツと南国気分たっぷりの炭酸がカウンターに並ぶのをただ待つのみ。さりとてその待ち時間の思案顔と無言は、次ぐ乾杯の迎合を苦慮する故とは口に出来ない。)