んじゃコッチで調達予定は?悩殺バンドゥ。(脳裡にて蹌踉めくカワイイは聞きたかっただけとの女心なぞ差置き明け透けで、ド直球なまなじりは次いで悩殺バンドゥ姿が見てみたいと臆さぬ私心に塗れている。だから「さっきは?俺の作画は毎日少女漫画だよ」とシビアな面で宣えば端から王子なんて柄じゃない、バカスケベプリケツかじり虫。)ぶふっ………あはははっ!仁希知ってた?コッチのビーチじゃフナムシいねーんだって。(しがない虚言も驚愕喫するソプラノに大いに甘心し、忽ち噴き出る笑声を隠伏する気も無かった。一頻り絶笑した後ご機嫌取りの「ゴメン、怒った?」すら唇に付すにやつきが尚も顕在、睥睨なんぞパスを決め込む杜撰なアフターフォローにて共に瞳留める英字の羅列。)いっちばん高いアレじゃなくていーの?(食指差す羅列はpineapple juice largesize。パイナップルの中身を丸ごとくり抜き器に見立てるフレッシュジュースは正にエモーショナル。)仁希、マジでいっちばん高いのは選ばねぇ気してたよ。アレは水鉄砲で暴れた後一緒に飲もうな(悉く雰囲気で乗り切るキャッシャーを経て、嚥下する清涼はパッションフルーツの芳香有きで「ウマッ」との所感は然ずと洩るか。彼女の視線を享け、差出すカップに炭酸の気泡が揺蕩う爽やかさ。)コレはマジでウマい。飲む?(デリカシーなぞ持さぬから宣う口舌は平然と。ブレイクタイムの後はビビットなワゴンを背に夏の妖精をカメラロールへ収め、きっともう暫くはプリケツかじり虫が独り占めといこう。)