(夏の妖精にロックオンしてユウスケ(仮名)的にもオールオッケー)

(弾ける白波と玻璃色の海が眩く映える真昼。大学の仲間内で卒業旅行に興じるが男所帯じゃ飽きるも3日、ビーチに犇めく水着姿のあの子もこの子もみ~んな魅力的な生足へそ出しマーメイドとくりゃナンパ日和に違いねえ。舌舐めずりする様相は下卑たナンパか或いはお宝探しの無垢なる少年か、比較的人気のない砂浜を歩く少女の肩へ無遠慮な指が触れた。)ごめん、糸くずついてたよ。あれ、どこかで会ったことある?(使い古された常套句を陽気に包んで投擲。黒地に鮮やかなフラワーパターンが映えるビキニ姿はボン・キュッ・ボンとは言い難いがまあ及第点。白デニムのホットパンツは色気に欠けるが態とボタンを外して覗かせたオソロの黒ショーツがちょっぴりエッチでポイントUP。羽織を持たぬ潔い露出は無頓着なら攻略し易くってラッキーだ。アップヘアで露見する白いうなじに黒い紐が絡まっていればほどく妄想は無理あるまいてワンナイトラブを狙い撃ち。よもや己の疑問符を生真面目に考えているのか明白な拒否を見せない少女へこれ幸いとばかりに肩を組む。親密と馴れ馴れしさを混同しがちな南国で耳元へ囁き落としたるは)1人?彼氏とかいないの?暇なら一緒にあそぼ。ドリンクご馳走させてよ。とびっきりおいしいバー知ってるんだ。
--- 07/13 (Mon) 12:49 No.5
(脳裡犇く浪漫を象ったロケーションは正に真夏のサウンズグッド。陽光に火照る真白い肌も溌剌たる真夏ガールの小麦色も、ギャルも清楚も美人だって総ナメ宜しく三日月模る眦のにやつきはどうしたって圧殺出来なかった。グラフィカルデザインのブロック配色切替にはスカーレット、パンジー、ミッドナイトブルーの3色を起用するボードショーツ1枚で開放的な情感滲む儘、サンドを踏むビーチサンダルは勿体ぶるスローペースだ。ともすれば何処ぞのナンパ男か?と取違え兼ねぬまなじりが四囲を這い、成る程口説き落とすには肩組み耳許で囁き落とすが吉かと修学に励む脳裡は、)イヤそうじゃん。(眦の鉾先、如何したって下衆めく男のやらしさはまあ気に入らなかった。インソールにやわらかな砂が侵入する事厭わぬ大股が1歩2歩、して華奢な手首をやわく捕まえた後は雀の涙程の引力で以て夏の妖精を奪ってしまえ。)この子、未成年ですよ。それに、見る目あるけどゴメンね。俺の。(背に伝う切迫の色した汗なんぞ楽勝謳う唇のアーチが隠蔽する。彼氏持ちかよと恨めしげな視線は知らぬ存ぜぬと風体にて「行こ」と努めて落ち着き払う口吻を此の場に残せば、隣の少女に"クラスメイト"たる視線を充てがうのはナンパ男が観念する程のディスタンスを保ってからの事。)ウワッ緊張したわ〜〜〜、…大丈夫だった?お前イヤそーだったから。
馬渕一颯 07/14 (Tue) 07:55 No.15
(友人が見繕ってくれたオキニの水着を身に着けいざビーチ。レモン色のビニバに突っ込んだガウンとタオルとビーチグッズの諸々を置いて遊びに出たがふと足元へ視線送ればあらまあ裸足の浮かれっぷり。放ったまんまのビーサンを取りに戻る、その道すがらだった。)うそ、会ったことあるの?(常套句通じぬ経験不足を嘆くより男の顔貌へ記憶を手繰るが)ちょっと あの…(幾ら開放的と言えど互いに素肌でじゃれあう程親密でも無けりゃパーソナルスペースを無視した所業へ気色悪いも当然の所感。を、その侭舌に乗せるには無遠慮な力加減が一抹の危機感を促す折。「あ」と声を上げたきり無事逃げ遂せたら今更ながら鼓動が逸る。粗雑な掌と似ても似つかぬ指先へ落とした視線を引き上げたら知れず詰めていた息を吐いた。)知り合いみたいなこと言うから思い出そうとしてたんだけど、あれってナンパなの?(奇しくも目前の少年は経験豊富な印象(飽く迄印象)。故呑気とも思える疑問符を浮かばせたのなら「気持ち悪いなって思ってたから助かった。ありがとう。」はテンポ遅れのいまいち呆けた様相で。実感が追いつくのは数秒後、膝を折ってしゃがんでから。)あ、ごめん。全然平気。全然大丈夫なの。何ならナンパされるくらいにはかわいいってことかなって思ってるんだけど、ただ気が抜けちゃって。海外とかひとりとか、こういうこともあるんだね。(極端に恐怖する程じゃないが一人で突っ撥ねられる訳じゃない、相応の心細さが腑に落ちて頬を掻いて笑った。)
小田仁希 07/14 (Tue) 21:13 No.25
(きっと息ほどく時宜は異ならずひとしかった。其れと同時に隣へ這う視線が彼女の脳天目掛けて落ち、やわな拘束はビキニの黒と白肌の対比にノックアウトときて思い出したように繙かれる。唇のあわいから洩る「ゴメン、痛かった?」はビーチの誼譟にまろく溶けそうで彼女のかんばせを覗き込むが、クエスチョンを浮遊させる口吻の意想外に鈍色のまなじりはまん丸へと変遷した。)仁希、クラス5位の実力で覚えときな。「どこかで会ったことある?」、「今じゃがりこ落としたよ」は100でナンパだから(真面目なツラも使い損だ。ナンパ初心者のくせして語るフレーズは能弁と。して映じる相貌が呆けた其れであったから、喉に痞える音吐は緩慢たる徒行を続けた儘に吐露する訳だが)まだビックリしたっつー顔して、(ーる?忽ち視界の隅から華奢な風姿が居なくなって、落ちるまなじりがちっちゃな佇まいを捕らえるや踵は翻る。彼女の眼前、同様に膝折れば視線のラインは同等だ。)じゃがりこ落としてるよ。はいドーゾ。(指先が掬い上げたちっちゃなサクラガイは鮮明なコーラルピンク。歪曲した”可愛いからナンパしましたよ”の意はロマンチシズムに欠けるが、あんまりにもなダサさが唇に付す笑みとのシナジーで彼女の情感を高められたなら之幸い。)仁希、俺らには日本で仕入れた武器があんじゃん。アレぶっ放せよ!(指鉄砲が彼女の微笑を撃ち抜き落とせば「援軍必要なら呼んで」はかろい笑声に混成されて。)
馬渕一颯 07/16 (Thu) 00:50 No.44
ううん、雀の涙くらい。(大丈夫の代替えとして開放された掌をひ~らひら。「じゃがりこも?」は既に緊張感を無くしアイスウォッチが光る手首を口元へ宛行えば咳払い一つで真面目ぶった空気を取り戻す。)今度は髪の毛掻きあげて「蒙古斑が消えてから出直しな」くらい言えるようになりたい。(鼻へ皺寄せた渋面は反骨精神を露見する。軽薄なナンパ男へうんともすんとも言えなかった自身への叱咤も込みだが然し「恥ずかしいとこ見られちゃったね」と取り繕うより先、陽光受けて愛らしく艶めくサクラガイを映じて須臾の目弾きを挟む。)こういうのはナンパじゃなくて、「出会い」って言うんだよ。(台詞と挙動のちぐはぐさが面映ゆくって破顔一笑、眦に笑みを名残らせたまま指先のコーラルピンクを攫って立ち上がった。)!あっ そうだ。それがあった。水鉄砲どっちもあたしが持ってるんだよ。はやくあれ馬渕くんに背負わせたいし遊びたい。でもまってその前にお礼… お礼してからバイバイしなきゃ。ちょっとだけ時間ある?(そも発端はサンダルを取りに戻る道すがら。水鉄砲は後回しにしろお礼は絶対だしでもみすぼらしい裸足だしでしどろもどろの様相はコミカルに表現するなら目がばってんの汗飛びまくり。脳内で段取りを取る傍らけれど卒然と湧いた衝動は口を開いたまんま無音の感嘆を挟んで)今自分でバイバイって言ってもったいないなって思ったから、ちょっとだけじゃ嫌かも。… 今、じゃがりこ落とした?(せこい手口は数分前のナンパ男を強ち笑えぬ強引さ。)
小田仁希 07/16 (Thu) 18:11 No.50
じゃがりこも。「買ったっけ」ってホントに探してそーだなお前。(目算の先、脳裡に浮揚する彼女の生真面目らしさに豁然と湧くおかしさを覆われず吐き溢そう。渋面に反する頬笑にて尚も対峙、持上げるまなじりが明け透けにおちゃらかす。)っふ。 …「ケツの蒙古斑なら一週間前に消えたばっかりだけど、確認してくれる?2人で。」(さて本意に反す一連の口吻はスケベなナンパ男を繕い、結び句に伴ってアーチ画く口唇は小匙1杯の悪巫山戯。さて撃退なるかとかんばせ覗き込むが視線搦むや「ブフッ」とむず痒さに噴き出すエンドが待つから、高校1年じゃサクラガイ1枚のロマンスがお似合いだった。)この出会いに下心はねーんだけどついでに言わせて。レオパード柄より今のが仁希に似合ってんな。(何がと云えぬのは屈み込む体勢に因り目の遣り場に困るから。然し本意に等しい口吻を真っ向に宛てがうとにっかり頬笑は満ち、釣られ立ち上がる最中で食指は真白い華奢な裸足へと向けられる。)お礼はいいけど仁希、ビーサンはどうしたん?裸足の儘じゃ熱いしケガすんじゃん。(其のかたちがお礼で無くとも所在なげなひと時を彼女で埋めてやれと訴求する脳裡にて、「取りに行く?買う?」とは彼女の様相を目下にとり静めるようで、其れでいて面白がる口振りだ。だから「バイバイって寂しい」と追撃せんとする唇のアーチは、さて夏の妖精に手向けられた誘い文句が小波に乗り届くから代替に笑声がどうしたって洩る。)あっはは!蒙古斑が消えてから出直しな、仁希ちゃん。  うそ。この後沢山も〜らい。
馬渕一颯 07/18 (Sat) 12:42 No.66
(あんぐり)そ、 そんな台詞どこの引き出しから持ってきてるの?勝てないよ。(開けっぱの口から放つ台詞は外聞宜しくない事請け合いだが感心には違いなく、眦へ侍る朱色こそ完敗喫する明白な証拠であった。「達者なのはこのお口かしら?」と口吻だけは上品ぶって笑声放つ鼻先をぎゅと抓んでみせ、ロマンスの欠片を白デニムのポケットへ。)ほんと?嬉しい、オキニなの。かわいい?(して称賛が耳朶打てば嬉々語る顔貌は明らんで大人しく待てぬ褒め言葉を強請る。序にくるくる回る。)サンダル!忘れてきちゃったの、ちょうど取りに戻るとこで、(有限だと思い込んだ時間へ募る焦燥は挙動不審を面白がるような視線を旋毛へ受ければ睫毛を持ち上げて、「へ」。本日二度目の”あんぐり”がお目見えだ。)こ こにくたらしい!(あんぐりの後は”わなわな”。低い沸点が容易に怒を誘引したら剥き出しの二の腕を抓る所作はみみっちく、渋面のまま「“1000年に1人の美蒙古斑”って呼ばれてるの知らないの?」はつんけんした様相で。この先暫くの捕獲が叶えば急ぐ必要が無いから指差す一角のパラソルへ裸足の爪先を向けよう。白砂を馬渕のビーサンへふっ蹴る不埒をかましつつ)こっちきて楽しいことした?(道すがらの雑談。卒然としゃがみ込んで「え、蟹いる蟹」と道草食ってみたり)オシャレなドリンクスタンドある。(と視線の先へビビットカラーのワゴンを見つけたら裸足のまんま駆け出してみたり。数歩先から振り返ったら)なにか飲も。なに飲みたい?(は早く早くの意を込めた手招き。)
小田仁希 07/19 (Sun) 01:09 No.74
ワハハっ!仁希〜〜それじゃ髪掻き上げてる間に男の部屋に連れ込ま ンガッ(さて手向けた諧謔が彼女の絶念を誘ったと覗き込む眦が悟るなら、増長する笑声潜ませデリカシー0%の揶揄を飛ばすが鼻詰まりを抱えた儘では「仁希嬢のビキニ姿が眩しくてつい男のサガ、出ちまいました…」とのヘタクソなご機嫌取りが関の山。)かわい。言ったじゃん見る目あるって。水着とか浴衣でアップヘアにすんのってずっりぃ〜〜〜(直截的な脳裡がまろび出る唇は不満たらしくカシオレ色のアップヘアへ投げるが、イコール“アップヘアも可愛い”のニュアンスは果たして届くか。クラスメイトのやわな項と後毛にたじろぐスケベ心を憎たらしいかんばせに掩蔽し、咽頭を揺する意地悪げな笑声に孕ます「知らない、見てぇじゃん。奇跡の1枚いくらで落札出来る?」との口吻は抓られた箇所を痒い痒いとぽりぽり掻いて煽惑の自覚は大アリだ。)毎日エッチなプリケツ美女に出会えるから楽し(語句を結ぶより先ちゃっちい悪戯を喰らうから、白砂塗れる足の甲は捨て置きしゃがみ込む彼女の脳天目掛け「あ。仁希、足元にフナムシいる」と虚言を浴びせるカウンターアタック。して視線を逐うより先に素足を等閑に付す無邪気を眦が映じるから、「だからサンダル」の後を呑み込む代替に絆される爪先は彼女の許へ。)うわエッモ!俺リリコイソーダにしよ、仁希は?好きなの頼みな。(ハンバーガーチェーンだって即断の男はメニューボードより曲り形にも読み当てた実態不明のドリンクをチョイスし、併せて精算する意図にて列に着けた。
馬渕一颯 07/19 (Sun) 23:57 No.85
あは、今のは聞きたかっただけなの。残念ながら悩殺バンドゥではないんだけど…。(強請った以上の賞賛がいざ耳朶打てば眦下げて笑うのは含羞まじりの様相、いひひとけったいな笑声を零す。空港での幕間を引き合いに出して誤魔化すのも照れ隠しで「馬渕くんもかっこよかった。さっきは王子?って思った。」は女子と比較して褒める所のない男子の水着へ絞り出した訳ではなく純然たる。)んぬぅ…。くやしいくやしいバカスケベプリケツかじり虫。(軽薄さを醸して挑んだ舌戦が惨敗喫する白旗に終われば帰結はお粗末な罵詈雑言。けっといじけ虫が露呈するも仕掛けた悪戯へ呆気なく報復を食らって二度目の撃沈。「キャー!?」と甲高い悲鳴は傍目に見れば男女痴情の縺れに見えなくもないがその実質せばフナムシにおっかなびっくりひっくり返っただけ。哀れ半身砂塗れの顛末と相成れば睥睨差し向け)こりゃもう馬渕くんの奢りだな。いっちばん髙いやつ頼んでやる。(ワゴンに隣合い並んで投擲する居丈高。相反してメニューは隅から隅まできっちり読む性分は「ちょっとまって」「決めるのはや」と気の急いだ口吻にて明らかか)得体知れなさすぎない?あたしは 普通に普通のグァバジュースにしよ。(軈てオーダーの段になれば指差し確認でワンツースリー。セパレートもベツベツと訳す馬鹿二人でドリンクを手に入れるまで数分、無事に汗掻くカップを手に入れたら「ありがとう」は先んじて。)…おいしい?それ。(美味の約束されたグァバジュースはさておき気になるのは少年の手の内。)
小田仁希 07/20 (Mon) 23:41 No.92
んじゃコッチで調達予定は?悩殺バンドゥ。(脳裡にて蹌踉めくカワイイは聞きたかっただけとの女心なぞ差置き明け透けで、ド直球なまなじりは次いで悩殺バンドゥ姿が見てみたいと臆さぬ私心に塗れている。だから「さっきは?俺の作画は毎日少女漫画だよ」とシビアな面で宣えば端から王子なんて柄じゃない、バカスケベプリケツかじり虫。)ぶふっ………あはははっ!仁希知ってた?コッチのビーチじゃフナムシいねーんだって。(しがない虚言も驚愕喫するソプラノに大いに甘心し、忽ち噴き出る笑声を隠伏する気も無かった。一頻り絶笑した後ご機嫌取りの「ゴメン、怒った?」すら唇に付すにやつきが尚も顕在、睥睨なんぞパスを決め込む杜撰なアフターフォローにて共に瞳留める英字の羅列。)いっちばん高いアレじゃなくていーの?(食指差す羅列はpineapple juice largesize。パイナップルの中身を丸ごとくり抜き器に見立てるフレッシュジュースは正にエモーショナル。)仁希、マジでいっちばん高いのは選ばねぇ気してたよ。アレは水鉄砲で暴れた後一緒に飲もうな(悉く雰囲気で乗り切るキャッシャーを経て、嚥下する清涼はパッションフルーツの芳香有きで「ウマッ」との所感は然ずと洩るか。彼女の視線を享け、差出すカップに炭酸の気泡が揺蕩う爽やかさ。)コレはマジでウマい。飲む?(デリカシーなぞ持さぬから宣う口舌は平然と。ブレイクタイムの後はビビットなワゴンを背に夏の妖精をカメラロールへ収め、きっともう暫くはプリケツかじり虫が独り占めといこう。)
馬渕一颯〆 07/23 (Thu) 08:46 No.113
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